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「黙認耕作地」について

  • kindaik
  • 6月19日
  • 読了時間: 4分

更新日:6月22日


沖縄の「黙認耕作地」とは?軍用地投資の目線でどうなの?


ハイサイ(^^♪ 

本日も嘉手納町は引くぐらい晴れ渡っております!暑すぎ~!!

本日も嘉手納飛行場フェンス目の前で元気に営業しております☆


嘉手納飛行場

今回は、沖縄の軍用地で見られる「黙認耕作地」について書いていきます。

沖縄で米軍基地沿いを歩くと、フェンス沿いや基地内で畑をしている人々を見かけることがありますが、このような土地が「黙認耕作地」と呼ばれます。

実際に、嘉手納町では道の駅周辺のフェンス沿いなどに多くみられるので、道の駅に遊びに行く際には展望台から見てみて下さい♪

畑と言っていますが、普通に小屋?なんかもあって凄い光景です。


どういう土地なの?


黙認耕作地のはじまりは、戦後の混乱期に生まれた特殊な軍用地利用形態で、土地を奪われた人々が、生きるため軍用地内で耕作を始めたのが始まりとされています。


この耕作自体は米軍から黙認されていて、フェンス内の場合でも許可証で出入りができます(ゲートの看守と顔なじみだと顔パスになりそうですねw)。

ちなみに耕作地ではサトウキビ、ドラゴンフルーツ、ニンジンなどが育てられているそうです。

黙認耕作地

ここまでの話で、なんだ!使えるのか!じゃあそうゆう土地持ってたほうが得じゃないの~♪地料も支払われて日曜農家もできるなんて最高じゃないか~!

なんて私も軍用地を知ったばかりの時は思ったりしました(*^^)vが!

一概に得するというわけではなく、米軍の裁量次第で補償もなく基地施設の建設などで利用される可能性があります。

あくまで「黙認」なので「許可」されているわけではないのです。

今のところ基地の運用に支障はないけど、必要になったら使いますよ!というスタンスです。


軍用地投資への影響


さて、本題の軍用地投資においてですが、土地が「フェンス内」にあるか「フェンス外」にあるかという点、これは黙認耕作地であるかないかは関係ありませんが、現状フェンス外には多くの黙認耕作地が存在しています。


次のポイントに注意


●「フェンス外」ということは

米軍が現在のところ使用していない土地⇒返還される確率が高くなる

●返還される可能性が高い

保有の目的が安定的・長期的な資産形成⇒向いていない

●周辺状況の把握

物件周辺の都市開発の状況が進んでいない・計画など無ければ返還後に価格が下落する可能性もあり


★逆に返還地としての活用を目的としているのなら、幹線道路との距離や区画整理に伴う減歩後地積(約30%ほど)などを考えて購入を考えると返還後の土地利便向上・価格の向上が期待できます。


軍用地は相場よりも低い倍率や希少な施設が出た場合、すぐに売れてしまう傾向がありますが、地料や施設名だけで判断して急いで申し込みを入れるなどはNGです。

しっかりと、航空写真などで土地の位置を把握して投資判断をすることが、万が一の返還された場合のリスクも想定することができるので大事なポイントです。

事前にしっかりと確認をして、自分にあった適正な場所を購入できると良いですね!


さいごに、沖縄の「黙認耕作地」は、単なる耕作活動に留まらず、戦後の厳しい歴史の中で土地を奪われた住民が、生きるため、そして故郷との繋がりを保つために紡いできた営みです。

軍用地は投資物件としても魅力的ですが、こうした土地利用の実態やその背景にある歴史的・社会的文脈を理解して向き合うことも大事なのかなぁと思います。


ここまで読んで頂いてありがとうございました(^^)/

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